蚊女☺︎

石川県の大学4年生。マスクしてたら蚊女って言われたよ。そんな日々を話していくよ。

おいしいは待ってくれない。

 

実は最近、

めちゃくちゃ悩んだことがある。

 

"どうしてみんなはご飯を美味しそうに食べられるの?"

"平気な顔してご飯を口に入れられるの?"

"ご飯の食べ方がわからない"

"苦しい。"

 

 

と考えていた。

 

痩せていく体重を見つめながら

どうしたら太れるのか

健康でいられるのか

ご飯はただの太るための材料

という思考回路に至りかなり病んでいた

 

 

私は昔から、

体型を意識したことがない。

周りから"いいなあ"と言われることの方が多い

 

正直私は、

お腹が痛くならずに

たくさん食べ物を食べられる人の方が

羨ましい。

 

常にお腹が痛くなるかもしれない恐怖

みんなに心配かけないように

無理してご飯を多く食べたり、

"嫌味だよそれ笑"と言われることも多かった。

 

 

嫌味に捉えられるわなあ〜と

自覚できていた頃はまだいいが

最近は本当に悩んでいた。

ただ胃にご飯を運ぶ感覚

友人と食べている時だけ

ご飯を食べることへの劣等感?

辛い気持ちや苦しさを忘れられていた 

 

 

 

どうしよう。

これから食べる機会ってたくさんあるけど

どうやって過ごしていこう

ご飯が来る時間が憂鬱

ずっと飲み物だけで生活できたら

どれだけ楽だろうか。

もしかして病気?とも考えた

治るのかしら...と。

 

 

 

 

そんな時、

食について人と語り合った。

 

"おいしいっていう感覚が鈍くなる前に

 ご飯を食べたいから早く食べる。"

 

その人は、そんなことを言っていた。

 

 

 

私は食べるのに冗談抜きで2時間かけられる。

大抵、後半は目の前の食べ物が消えることを祈る。

それでも無くならないので、

意識を抜いてご飯を食べる。

 

 

 

それでも思えば、

私にも"おいしい"と思える感情は

残っていることに気がついた。

 

「おいしいと思ったときに

   ご飯を食べることに集中する」

たったそれだけのことで、

最近の私の食への悩みは少しずつ改善されている。

 

食べることが楽しくなっている。

アルバイトの賄いでは

決まっておろしそばだけを食べていたが、

カキフライや豚の生姜焼き、ハンバーグなどを

食べるようになった。

おいしい

おいしいって思える。

食べることが好きかもしれない

得意なのかもしれない

少し思えてきていて、

私の中ですごく大きな変化が訪れて嬉しい。

これからもそう思い続けられたらと思う。